呼吸器、アレルギー疾患セミナー
呼吸器、アレルギー疾患セミナー
呼吸器、アレルギー科 神谷 周良 院長
当院では一般内科の他、様々な呼吸器・アレルギー疾患の診療が可能です。
呼吸器では様々な肺炎、肺癌、閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）、気管支喘息、睡眠時無呼吸症候群の他、慢性の咳、アレルギー分野では、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、薬剤アレルギーなどがあります。
しかしながら通常の外来診察では、いわゆる風邪、生活習慣病（糖尿病、高血圧、脂質異常症）などの一般的な疾患に罹患した患者さんの診療にあたる事が多いのが実情です。
一方入院診療では最近の患者さんの動向として世界に類を見ない少子高齢化がさらに顕在化している印象があります。誤嚥性肺炎、骨粗鬆症に伴う圧迫骨折、転倒に伴う大腿骨骨折、また特筆すべき点として認知症、脳梗塞後廃用症候群、生活不活発病、癌患者さんも増加の一途をたどっています。今後団塊の世代が７５歳を迎える2025年以降もこの流れには逆らえず、現在の状況に拍車がかかる事が予想されます。この様な医療情勢の中で、常に地域に根ざした医療を提供し続ける事が当院の最大の役割であると考えています。地域の皆さんに長く信頼される、かかりつけ医を目指して日々の診療に邁進していきたいと考えております。
※肺がんＣＴ検診についてのご案内はこちらをご覧ください。